中医薬膳を学ぶ
中医学理論に基づく本格薬膳を学ぶ
中医薬膳は、中国が数千年の歴史の中で育み伝承してきた中医薬学理論に基づき、一人一人の体質に合わせて食材の性味と効能を活かして健康維持、疾病予防、病氣治療を目指す料理体系です。
中医学の基本は、病氣の手前の不調の状態を見極めて治療する「治未病」。中医薬膳はその「治未病」の最初のステップとなる食の理論です。日常的に使われている食材を中医学理論に基づいて活用することで、暮らしの中でシンプルに「治未病」を実践できる知恵と知識の体系です。
薬膳HELP は、この中医薬膳を正しくマスターするために、中医学の基礎理論を中核に、食材の効果効能から、薬膳レシピ、基本的な薬膳の技術など中医薬膳の知識を網羅した本格的で実践的な通信講座です。
南京中医薬大学附属病院・
中国江蘇省中医病院とは
1954年設立され、単独の中医病院としては中国一また世界一の規模を誇ります。2017年には外来患者数が508万人に達し、17年連続で江蘇省のトップを記録。
中国全土に90名しかいない最高レベルの中医師である「国医大師」5名を始め中国医学界を代表する優秀な医師を多数輩出。全国の中医業界におけるリーダー的地位を占める病院です。
また世界保健機関(WHO) 伝統医学協力センター、国家中医臨床拠点、国際鍼灸トレーニングセンターでもあります。
「医食同源の処方箋」などの著作で、日本の中医学・漢方学会に多大な影響を与えた葉橘泉先生は江蘇省中医院(南京中医薬大学付属病院)の初代院長です。
5名の国医大師
中医薬膳のカリキュラムに基づく
充実のテキスト。
薬膳HELPのマスターコースは、南京中医薬大学附属病院・中国江蘇省中医病院の教程に則ったカリキュラムを採用。中医学の理論から、薬膳歴史や技術解説、効能別に歴史的名膳を紹介したレシピ集と充実のテキストで本格的で実践的な薬膳の学びをサポートします。
主なカリキュラム構成
「中医学基礎理論」
- 中医学の基本的特徴
- 整体観念
- 陰陽五行
- 蔵象
- 氣血津液
- 経路
- 病因と発病
- 病機
- 予防と治療の原則
「中医薬膳学入門」
- 中医薬膳学概論
- 歴史と特徴
- 基本理論
- 薬性理論
- 配合理論
- 炮製理論
- 製作法
- 中医薬膳製作の基本技術
「中医薬膳実践学」
- 効能別実践レシピ
- 主治解説
- 方解理論
- 中医学用語解説
ネット動画授業や添削問題で学びをフォロー
中医学を学ぶ上でのポイントや理解が難しい理論は、テキストに加えネット動画の講義を用意。また添削問題で知識の習得度が確認できるなど学びのフォーローもしっかり用意されています。
(開設準備中)
上級コースも開講予定
マスターコースを修了して試験に合格した方は、上級コースでワンランク上の資格を目指すプライムコースの受講資格が得られます。上級コースは2020年開講予定です。